鋳造・溶解炉のエネルギーコストを下げる方法

断熱材の用途

【目次】

・軽量防熱蓋とは

・導入事例

・断熱効果熱計算シミュレーション

軽量防熱蓋とは?

軽量防熱蓋は、溶解炉や保持炉の蓋としてお使いいただくことで、

アルミ・鋳鉄などの溶湯の温度低下を防止する軽量タイプの防熱蓋です。

特徴①優れた耐火・耐熱性

グラスウール、ロックウールよりも高温域まで使用できる生体溶解性繊維、

アルミナ 繊維を母材としており、アルミ、鋳鉄など幅広くご使用頂けます。

特徴②軽量タイプ

繊維状の断熱材を使用しているため、片手で持てるほど軽量タイプの蓋です。

特徴③エネルギーコストの削減

熱伝導率が耐火レンガの1/10、耐火断熱レンガの1/2と小さく、より高い保温・断熱効果を発揮することで、エネルギーコスト削減をお手伝いします。

特徴④作業環境の改善

取鍋での搬送時などでは、溶湯の飛散を防止、また雰囲気中への熱放散を抑えることで、より快適・安全な作業環境造りに役立ちます。

導入事例

クライアントA社様では、溶解炉設備に新設時より付帯している保温用蓋は、耐火物を使用しており、重い蓋になっていた為、頻繁になる開閉作業を作業者が倦厭する傾向にあり、蓋が開けっ放しになっていた。

断熱効果熱計算シミュレーション

軽量防熱蓋の導入をご検討の際、当社の簡易熱計算システムを使用し、

断熱効果のシミュレーションをご提案することが可能です。

例)溶湯温度800℃の鋳造溶解炉で軽量防熱蓋を使用したの場合

※外気温:25℃、その他特定条件でのシミュレーションで算出した計算値です。

    

導入方法

ステップ1)現場でヒアリング

現場のニーズを徹底的にヒアリングし、最適な蓋の形状を提案します。

ステップ2)フルオーダー設計

ヒアリングをもとに、最適な素材を選定し、フルオーダーで設計いたします。

ステップ3)自社製作

自社工場ワンストップ製作だから速く、そして高品質な防熱蓋を仕上げます。

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